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    1. さよならスミカー

      俺は初星学園のプロデューサー。毎日担当アイドルと切磋琢磨しながら刺激のある日々を送っている俺だが今日は咲季さんの言葉を借りるなら「完全休養日」、つまりオフだ。久しぶりに訪れる心穏やかな時間。
      ⁇「Pっち!今日は久々にドライブ?」
      P「ええ、よろしくお願いします。スミカーさん」
      俺は愛車のスミカーさんに乗り込む。軽量で馬力はあまり無いが加速力はあり子供の頃から親父に豆腐の配達で鍛えられた俺のテクがあればどんな車にも引けを取らない、俺の自慢の愛車だ。
      P「今日はとことん乗りますよ」
      スミカー「事故ったら許さないからね〜」
      〜初星峠〜
      スミカー「Pっち、あの人だかりなんだろう…」
      P「この辺りでは見ない車がありますね」
      ⁇「フン、カス揃いだ」
      朕鱈男「くっ、速すぎる…」
      P「どうかしたんですか?」
      朕鱈男「あっP!こいつがいきなり勝負を挑んできて…」
      ⁇「無様に負けたということだ」
      P「あなたは?」
      ⁇「極月の黒き彗星と言えばわかるかな?」
      P「ま、まさか…極月ブラックサンズの黒井!?」
      黒井「ほぉー、知っていたのか。光栄だな、初星のスミカー…」
      P「…俺のことを知っているのですね」
      黒井「時代遅れのスミカーで早い気になっているやつがいると聞いてな…勘違いを解らせてやろうと思ってな」
      P「…何だと?」
      スミカー「ちょっとPっち!私なら大丈夫だから…今日はお休みでしょ?」
      P「すみませんスミカーさん。俺にも走り屋としてのプライドがある!」
      黒井「よし、始めるぞ」
      ………
      朕鱈男「カウント始めるぞ!5、4、3、2、1…」
      ブロロロロロロ…
      スミカー「やったPっち!前取れたよ!」
      P「いや、これは恐らく…」
      ⁇「なぜ後ろに着く。たかがスミカー、突き放せばいいだろう」
      黒井「油断するなよゲッカー。この俺の見たところやつのドライバーとしての実力は俺と拮抗している…」
      ゲッカー「だが車側の性能が違うだろう」
      黒井「ああそうだ。すぐ終わらせてやるさ」
      P「そろそろ第一コーナーですね」
      スミカー「ここで一気に差をつけちゃお!」
      ゲッカー「…とタカを括っているだろうな」
      黒井「見せてやろう…これが車の差だ!」
      スミカー「あいつら!あんなにスピード出しちゃったら…」
      P「ちっ!事故るなら巻き込んでくれるなよ!」
      キュインキュインキュイン!
      P「な…曲がり切った!?なんて車だ…」
      黒井「ほら、次はお前が追う番だ!」
      P「くそっ…スミカーさん!アクセル全開です!」
      スミカー「ダメ…早過ぎるよ!」
      黒井「フハハハハハハ!!ロードローラーだッ!」
      ゲッカー「違うが」
      スミカー「近づけないや。あの車速いや…」
      P「…たまるかよ。これで終わってたまるかよ!」
      スミカー「Pっち!これ以上は…もうだめ!」
      P「昔タイヤがパンクしたことをまだ引きずっているんですか?もうタイヤは変えたでしょう!」
      スミカー「違う…エンジン…がぁっ!」
      P「…スミカーさん?」
      スミカー「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」
      P「スミカーさあああああん!!!」
      どのくらいぼーっとしていたのだろう。黒井から話しかけられたことにしばらく気づかなかった。
      黒井「エンジーブロー…“スカートロ”だな。これを機に車を買い直すといい。そしたらまた勝負を受けてやる」
      ゲッカー「自分の車の寿命もわからないやつとは何回やっても同じだ」
      黒井たちが去っても俺はたたずみ続けていた。
      P「すみませんスミカーさん…俺があなたを…」
      スミカー「気に…しないで…私のことなんて忘れて…新しい…車を…」
      ⁇「まだ諦めるには速いぞい!」
      スミカー「…あれは」
      P「不屈の北国ライダー葛城リーリヤさん!?相棒のバイクニオまで…」
      リーリヤ「嫌な予感がして急いで向かってきたんです!スミカーちゃんを見せてください!」
      P「…どうぞ」
      バイクニオ「これは…“スカートロ”か…いくらなんでも修理するのは難しいぞ…」
      リーリヤ「…一つだけ手があります。エンジンを取り替えるんです」
      P「む、無茶だ!いきなりそんな…」
      リーリヤ「可能性はあります」
      バイクニオ「うむ。確かにこれならいけるかもしれんな。だが肝心のエンジンがないぞ?一体どうするんじゃ?」
      リーリヤ「何言ってるんですか?エンジンならありますよ。ほら、そこに」
      バイクニオ「なぜワシを見るんじゃ…はっ!まさかお主ら…」
      リーリヤ「今までありがとうございました!」
      ブチッ!ブチチチブチョチョチョチョリュリュリュゥゥゥゥゥ!!!
      バイクニオ「うおおおおおおおおおお!?」
      P「あなたのことは忘れません…スミカーさん、新しいエンジンです」
      ヌチョヌチョヌチョリ…ガッチャード!
      ブオオオオオン!!
      リーリヤ「スミカーちゃん!」
      P「成功…した?」
      スミカー「ありがとう。Pっち、リーリヤ、バイクニオ。おかげで私、アイドルカーを続けられるよ!」
      リーリヤ「早速乗ってみてください!」
      P「はい…行きますよ!スミカーさん!」
      スミカー「うん!」
      リーリヤ(本当に良かった…スミカーちゃんがまた走れるようになって…スミカーちゃん言ってたよね、私が走れ…)ドカァァァン!
      P「スミカーさぁぁぁぁん!!!」
      リーリヤ「は?」
      スミカー「運転に…躊躇いを持ちなよ…」

      スミカー、廃車確定な。

    2. それにしても衣を剥がしたとんかつの3Dグラフィック見た時はここまで作ってんのかよって思った😅
      手毬ちゃんは食べ物の話でお目々をしいたけにしてる時が一番かわいいよ😊